上記について、2022年1月19日に日本小児科学会と日本小児科医会からの指針が発表されました。
小児科学会HP:「5~11 歳小児の新型コロナワクチン接種に対する考え方」
http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=404
日本小児科医会 HP:「5~11 歳小児の新型コロナワクチン接種にあたって」
https://www.jpa-web.org/blog/uncategorized/a275
接種自体は16~25歳の人と同様に有効(発症予防効果は90%以上 ただしオミクロン株については不明)で、副反応の出現頻度も低かったようです。副反応と思われる心筋炎も11人が報告されていますが、全員が回復されたようです。
両学会の考え方として、
●重症化することが稀な小児期の新型コロナウイルス感染症においてのワクチン接種の意義は成人・高齢者への接種と同等ではないが、感染した場合の児童や周囲への行動制限や精神的な負荷による負担は大きい。
●5~11歳の小児への接種は、12歳以上の接種と同様に意義があるものであるが、やはり十分な理解が必要である。
と述べられています。
また、今後も随時接種についての考え方を検討・発表していくとのことであるので、発表があり次第こちらでもお知らせいたします。